英語上達に大事なこと

西アフリカのガーナ出身の先生に仕事でお会いした。ガーナってあまり馴染みのない国だけど、人柄の良いとてもおとなしいGentlemanな先生に英語上達について色々聞いてみました。

Those who treat English like what it is–a language–instead of a subject, improve their English quickly.

「英語を教科として捉えるのではなく、そのまま言葉(コミュニケーション)として自然に習得していく人の方が上達が早い」ということになるのかな。

Those who have a more relaxed approach, however, improve really quickly because they have fun with the language.

「(教科として捉えるのではなく)もっとリラックして(英語を覚えることを)楽しめている人の方が上達が早い。」などのアドバイスを貰いました。

言われてみると、日本人は間違いを恐れて、正確な英語を話すことに意識がどうしてもいってしまい、完璧な文章を頭の中で作る作業をしてからでないと、英語を口にすることに抵抗がある方も少なくないかもしれませんね。日本の学校教育の影響でしょうか。学校教育の延長ではなく、言葉そのものに興味を持って、知っている単語や表現を積極的に使ってコミュニケーションすることが大事だとも言ってました。

People who study English because they want to. They improve their English pretty quickly as well.

「英語を学びたいから学んでいる人の方が上達が早いです。」

好きこそものの上手なれということでしょうか。

少し完璧主義の傾向がある日本人にとって、先生のこのアドバイスも響くかもしれません。

 Don’t focus too much on your mistakes. You should just ask for the correction and keep it moving.

「間違いそのものにあまり拘らないようにしましょう。(間違っても)正しい表現に直して貰って、前に進みましょう!」

これは英会話を習っている方に対するアドバイスでしょうかね。間違った表現や上手く言えなかったことを、ネイティブの先生に直して貰ったらそれを覚え、とにかくその繰り返しで進んでいくことが大事だと言っていると思います。

最後に、先生からのアドバイスとしては、英語のPodcastを聴いたり、Netflixなどで海外ドラマを観ることも英語の音に慣れる為にも大事であることと、覚えたことを実際に口にしてみる意味では、今はオンライン英会話で安価なサービスも沢山あるので、実践の場を作り、外国人相手に通じた喜びを実感し、自信を持つことも大事だと助言されました。

英語は勉強ではなく、色々な外国人とコミュニケーションができる楽しみとして、少しづつでも表現出来る言葉を増やしていければ、幸せだと感じました。

Ghana

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