英語と日本語の大きな違いの一つが、修飾の位置です。
日本語は「前から説明する」言語。
一方、英語は**“後ろから説明する”言語**です。
この特徴を理解すると、英語が一気に“英語らしく”見えてきます。
今日は、英語の本質とも言える「後置修飾」に絞って解説します。

① 後置修飾とは何か?
後置修飾とは、
名詞のあとに情報を足していく形のこと。
例:
- the book on the table
(テーブルの上にある本)
日本語は
「テーブルの上にある本」
と前から説明します。
英語は
the book → on the table
と、後ろから説明を追加します。
これが英語の基本構造です。
② なぜ英語は後ろから説明するのか?
英語は「まず結論(名詞)」を言ってから、
あとで詳細を足す言語です。
例:
- I met a woman from Canada.
(カナダ出身の女性に会った。)
英語の思考順:
a woman → from Canada
まず「女性」と言って、
あとから「カナダ出身」と説明。
この順番で理解できるようになると、
リスニング力が劇的に上がります。
◆③ 会話で必須の後置修飾パターン3選
① 前置詞フレーズ型
名詞 + 前置詞
- the meeting at 3 p.m.
- the man in the blue jacket
- the email from my boss
これは最もよく使う後置修飾。
② 不定詞型(to + 動詞)
名詞 + to 動詞
- I have something to tell you.
- I need time to think.
- Do you have anything to say?
「〜するための」「〜すべき」というニュアンス。
③ 関係代名詞型
名詞 + who / that / which
- The person who called you is my manager.
- The book that I bought yesterday is interesting.
これは後置修飾の“王様”。
④ 後置修飾ができると何が変わる?
✔ 長い文が怖くなくなる
✔ 英語の語順が自然に理解できる
✔ 説明がどんどん追加できる
例:
I met a woman from Canada
who works at Google
living in Tokyo now.
英語は「積み木」のように、
後ろにどんどん足していけます。
◆ 今日のミニ練習
▶ タスク①:英語にしてみよう
- 昨日買った本
- 東京に住んでいる友達
- あなたに話すことがある
(例答)
- the book I bought yesterday
- a friend living in Tokyo
- something to tell you
▶ タスク②:後ろに足してみる練習
“I met a man” に情報を追加してください。
例:
I met a man from Osaka.
I met a man who works in IT.
“まず名詞 → 後ろに説明”
この思考回路を意識することが大事です。
◆ 今日のまとめ
- 英語は「後ろから説明する言語」
- 名詞のあとに情報を足すのが基本
- 前置詞 / 不定詞 / 関係代名詞は三大後置修飾
- 後ろに足す感覚が、英語脳の第一歩
👉 今日のチャレンジ
日本語を英語にするとき、
最初に名詞を言ってから説明を足す意識を持つこと。
「前から訳す」癖をやめると、
英語は一気に楽になります。
後置修飾を制する者が、英語を制します。
