英語学習で何となく便利そうだから使ってるけど、本当の使い方がわかってない——そんな単語の代表格が、
**「actually」**です。
今日は、「actually」の本来の意味・ネイティブっぽい使い方・避けたい誤用例を解説します。
知ってるだけで会話の“こなれ感”がアップする、地味スゴ単語を使いこなせるようになろう。
1. 「Actually」は“実は”じゃない?
よく「actually = 実は」と教わるけど、文脈によってニュアンスは大きく変わります。
直訳せず、**相手との温度差を調整する“会話のスパイス”**として捉えるのがコツ。

2. 主な使い方3パターン
① 軽い訂正:「実はそうじゃなくてね」
A: You’re from Canada, right?
B: Actually, I’m from the US.
→ “間違いを責めずに訂正する”ときに便利。やわらかいトーンになる。
② 意外性の提示:「思ったのと違ってね」
It was actually pretty good.
→ 「(予想外に)かなり良かったんだよね」
→ 意外性や驚きをやんわり伝える表現。
③ 遠回しの主張・反論
Actually, I think we should wait.
→ “ちょっと言わせてもらうと…”という感じの、やんわりした意見表明。
3. NG例:「Actually = 実は」で直訳しすぎるとズレる
例:
✘ Actually I went to Tokyo yesterday.
→(実際には東京に行った?意外性なし?)→ 違和感
✔ I went to Tokyo yesterday, actually.
→ 文末に置くと、「ちなみにね」「意外かもだけど」ぐらいの自然な語感。
📌 文頭の“Actually”は“会話のターンを取る”役割もある
→ 相手の話に対して「ちょっと訂正・補足・反論するよ」と予告するサインになる。
4. 今日の“使える表現”5選(全部“actually”入り)
- Actually, I’m not sure about that.
(それはちょっとわからないかも) - I actually like working from home.
(実は在宅勤務、わりと好き) - That’s actually a good idea.
(それ、意外とアリかも) - Actually, can I change my order?
(すみません、注文変えてもいいですか?) - He’s actually quite reliable.
(彼、意外と信頼できるよ)
5. 文化の豆知識:「Actually」は“会話のクッション”
英語ははっきり物を言う文化と思われがちですが、ネイティブ同士でも
“Actually”のようなやんわりワンクッション入れる表現がとてもよく使われます。
- No. → ✘ キツい印象
- Actually, I’d prefer not to. → ◎ 丁寧で自然
つまり、「直接的だけどトゲがない」のが理想的な英語。
“Actually”はそのバランスをとってくれる便利ワードなんです。
6. 今日の練習タスク(3分でOK)
🗣 Task 1:以下の文を“actually”を入れて言い換えよう
A. I’m busy today.
B. That’s a good point.
C. I don’t agree.
✔ 例:
A → Actually, I’m pretty busy today.
B → That’s actually a really good point.
C → Actually, I see it a bit differently.
✍ Task 2:自分の「意外だったこと」を1つ書いてみよう
- 実は好きになったもの
- 意外と苦戦したこと
- 他人に驚かれた経験
→ 例:I actually enjoyed doing my taxes this year.
(今年の確定申告、意外と楽しめた)
7. まとめ:小さな一言が会話を自然にする
“Actually”は使いすぎに注意しつつ、
✔ 会話のクッション
✔ 意外性のヒント
✔ 丁寧な訂正や反論
として活用すると、英語のリズムがぐっとこなれてきます。
