Clubhouseで自分が気に入ってフォローしているルームやモデレーターをよく見てみると、男性でも女性でも声に落ち着きがあり、発音やイントネーションも綺麗で、話し方が上手な人が多いことに気づく。
英語は色々な国籍の人が、世界中のあらゆる所で、コミュニケーションの手段として使用されているからこそ、その英語が分かりやすく、そして聴き取りやすい発音で、しかもその声に安定感がある魅力があれば、自然と耳に入ってくるものだ。
そう、心地良く耳に入ってくるかどうかが大事。

パンデミックの状況が長引き、私達の日常にはもうオンラインのプラットフォームは欠かせないものになっている。
カメラ越しに映る顔、その表情、そして、何よりも声が人に影響を与える大きな要素だ。
Podcastでも、やはり、CNNなどのキャスターの声はとても魅力的で聴きやすく、自然に音が耳に入ってくる。毎朝の日課として心地良く英語音声を聴くことだ楽しみだ。
Clubhouseなどを聴いていると、顔が見えなくても、その声だけ、話し方で人柄が見えてくるものだ。我が強くとにかく自分の言いたいことを声高に話す人や、発声に癖があり、自信無さげの低い声でボソボソと話す人、声に感情が乗り過ぎてとにかく煩い感じの人など。
他人に自分の話しを聴いて貰う為には、相手を心地良くすることが大事。
もちろん、聞き手側の性格などによっても異なりますが、落ち着いた話し方を嫌う人は少ないかと思います。
先日受けた英語での面接の失敗談を前回のブログでも投稿しましたが、私の大きな過ちは、要点を得た短い回答ではなく、多くの量を話すことに結果的になってしまったことだ。
場合によっては、会話においても、量より質が大事。
とかくビジネスの世界では当てはまりますね。
声のトーンを1つ落として、ゆっくりと丁寧に話した方が、今回のようなお互いに英語が母国語同志ではない場合は、良かったのかもしれない。
声に感情を乗せ過ぎて、ペラペラと自分が言いたいことを話してしまったことが、相手の中国人女性にとっては、単なる「小うるさい奴」という印象で終わったのかもしれない。
一方で、昨年の7月に正社員になる為に、アメリカ人女性と面接した際には、その女性の第一声目からとても溌剌とした元気のあるトーンだったので、自分もそれに合わせて、多くの量を元気良くアウトプットしたことで、お話し好きな彼女にとっては好印象に捉えてくれたのかもしれまない。
要するに、声も話し方も相手に合わせるスキルが重要。
このような個別の対応は別にして、不特定多数が相手の場合には、やっぱり、声の良さと話し方の心地良さが何と言っても重要ではないかと思う。
英語は世界の共通言語、コミュニケーションの道具。
その道具を上手に使わないと、損をすることにもなります。
TPOに応じた英語の使い方、話し方など、課題が残ります。